東京電力は、今回の原発事故の責任者を取らせる為に、役員のボーナスを削減することを検討するそうだ。ボーナスだけだ。
人を馬鹿にするのもいい加減にしろ。
あと数年で年金生活に入る金持ちの老人どものボーナスを削減することに何の意味があるのか。
これから生きなくてはいけない子供たちで、既に無意識に被爆をしてしまった子達の命をどう償うのか。
日本政府は、放射能汚染された食品や飲料水について、「摂取してもただちに人体に影響が出るレベルのものではない」としている。
皆さん、この日本語の遣い方には気をつけてください。
放射能は、ただちに影響が出ないのは当たり前だ。五年後、十年後に、ガンを発症して死に至ったり、あるいは子供に奇形が出たりする。
他方、ただちに影響が出るレベルとは、数日後に白血球が壊死して死ぬということも含まれる。
それが今回の事故の実態であり、東電と政府の対応が遅れた結果起きたことである。
日本以外の先進国が騒ぎすぎているのではなく、当事者である日本国民がもっと放射能汚染に対して危機感を持たないといけないのだ。